鳥羽日記

なんとか亭日乗

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今年はどうしようか

 毎年、新年は何かしらの世界的な文学作品を読みながら過ごすことに決めている。映画を観ながらとかアニメを観ながらでも良さそうなものだが、私にとっては本で年の瀬を迎える方が性に合っているようだ。

 それでは、今年は何を読もうか。去年はアジェンデ『精霊たちの家』、一昨年はヘミングウェイ『誰が為に鐘は鳴る』、一昨々年はディケンズ二都物語』。我ながら幼少期に古典的な名作を読んでこなかったツケを払わされているようだ。

 ひとまず、最近はフランス文学に凝っているので、ここはバルザックを予定しておこう。実は『ゴリオ爺さん』すら読んでいない。読書に満足というものがないことは理解しているつもりだが、全く人生がもう300年くらい長かったなら……。