鳥羽日記

なんとか亭日乗

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2021-02-17から1日間の記事一覧

盾であり、剪定ばさみであり、剣などでないもの

フェルナンド・ペソアの『不穏の書、断章』(平凡社文庫)を読んだ。箴言めいた断章の一言一言が突き刺さる。「あらゆる詩はいつも翌日に書かれる」「我々は物語をかたる物語、無なのだ」「人生とは感嘆符と疑問符のあいだでためらうことだ」。このようなアフ…